ときどき文具マニア 

ノート

以前は「小泉の文具箱」というブログをここから分離してやっていたのだが、あまりに更新回数が少なく、アクセスも上がらないので仕方なく閉鎖。
セーラー万年筆にオーダーした「ウオッカインク」やそのインクを入れる「ウオッカブラウン」という万年筆のことなどかなりマニアックなことも書いていたのだが、これからはこのブログで文具のことも書こうと思う。

写真のノートはアンティーク感満開のノート。
革の型押しカバー付きだ。
閉じたときは革紐でぐるぐる巻きにしてボタンに巻き付けて止める。

中身はなんと和紙。

ノート

このノートをどんな場面で使うのかよくわからんが、でもなんとなく よい。
このノート1冊と太めの万年筆を1本小さなポーチに入れて、スケッチ旅行というのはどうだろう。
スケッチ用の小さな水彩絵の具セットがあるとなお良い。

行き先は古い家並みが残る町やあまり有名でない寺社か。

こういう妄想に近い計画は、だいたいの場合叶わない。
道具や計画は準備万端であるが、いかんせん時間がとれない。
無理をしてでも時間を作ってしまわないと、いつまでたっても妄想で終わってしまう。

体の自由がきくうちに思い切って行ってみますか・・・・。

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ボタンを変えて気分を変えて 

ボタン

ジャケットの釦を変えると見た目の印象ががラッと変わる。
ユニクロなどの低価格量販店で気に入ったものを見つけたけれどなんだかしっくりこない・・・というときにお勧めの方法だ。
とくに春夏物のアンコンタイプジャケットには有効で、たったの何千円で買ったものが一気にセレクト系のものに見えるから不思議だ。
だいたい低価格のジャケットは釦もかなりチープなものが多い。
見るからにプラスティックの黒やグレーのものがほとんどだ。

それを自分の気に入った釦に変える。
春夏物の定番であるサッカーなどの生地やダンガリーなどのジャケットは釦を変えるだけでこんなにも変わるものかと思ってしまう。

釦は手芸店に行けばいくらでも売っている。
男性の場合手芸店にはなかなか入りにくいと思うが、勇気を出していってみよう。
意外と男性客もいるもので見つけたときは変に親近感が沸くものだ。
モード学園などの男子学生や一風変わったファッションデザイナー風のおっさんも良く見かける。

釦売り場には様々な釦が並んでいるが、できればそのときに釦を変える予定のジャケットを着ていくことをお勧めする。
釦の大きさをあわせるためだ。
同じデザインや素材の釦でもサイズの違うものが何種類も並んでいるので、選ぶときには注意が必要だ。

値段もピンきり。プラスティック系のものは安いが、やはり質感がいまいちな場合が多い。
貝やウッド、水牛の角など、素材によって価格が大きく変わるが、やはりこの程度は奮発をしていい物を買いたい。

写真のようにカードに縫い付けたものや1こづつ売っているものなど、様々だがたかが何百円のものなので安心すればいい。

ネイビーのブレザーにつける金釦も、セレクト系のショウケースに入っているものにしようとすると1万円前後するが、手芸屋で買えば2000円前後ですむ。

いつもいつもセレクト系でジャケットを買っていては財布の中身が心配だし、夏物のカジュアルなものは思い切ってイメージを変えることもできるのでこの方法はお勧めだ。

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あけましておめでとうございます 

2012 年賀状 筆文字

今年もよろしくお願いいたします。


昨年は震災や円高、ユーロ危機など様々な苦難の年でしたが、果たして今年はどんな1年になるだろう。
私個人としては、昨年に引き続き、いや、もっともっと自分を活性化する年にしたいと思っている。

私はよく京都競馬場の2400mのレースが人生に似ていると思うのだが、今年の6月に49歳になる私の人生は、バックストレッチを通過し、第三コーナーの坂を上り勝負所にさしかかっているという感じだろうか。
まだ2人の息子があと1年間と4年間大学で勉強をするので、そのための学費や自分の事務所も25周年を迎えるための準備、今年新しく立ち上げるイラストレーションスタジオやデザイナーの地位向上を目指すNPO法人設立など、課題は山積みだ。

年始早々の仕事も山積みだが、それは今の時代幸せなこと。

かといって無理は禁物。
体ももう若くはない。
幸い今のところどこも悪くはない幸せな体だが、油断は禁物。
もともと不規則でストレスのたまりやすい生活を送っているので、いつ急に倒れたりしても何の不思議もない。

酒は最近少し自重気味だ。
明くる日の二日酔いがつらいのと酒の席ではあまり酔いすぎると自分の良くない点がぼろぼろと露見するような気がするからだ。
実際、このくらいの年になってくると、そういう風な友人を見かけることが増えた。

楽しみは、もともと人よりもたくさん抱えていると自負しているので、充分に足りている。

そしてもう一つ。
今年はもっと東京へ行って少しでも時代の匂いをかぎ取ってこようと思う。
もちろん何でもかんでも東京というつもりはないし、京都のブランド力をあげていこうと提唱している一人であるから地元のチカラを充実させることも重要であることは承知だ。
しかし、やはり先頭の様子というものは常に伺っておくべきだ。これから先どういう進路を取るのかということをあらかじめ感じ取っておくことはデザインという仕事をする上で大切だ。
もちろんそのついでに買い物もしたいというのが本音ではあるが。

いざ、2012。
今年の終わりにどう振り返ることができるか、それは自分自身の過ごし方いかんに問われるのだ。

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今年を振り返って 私事 

今年は釣り、カメラ、骨董、ギター、アクアリウム、競馬という私の中での6つの大きな趣味は、どちらかというと小休止気味だった。
別に飽きてしまったわけではないが、私には趣味の中でマイブームというのがあって、今年はもっぱら服や鞄、靴といったファッションアイテムの買い物で小遣いを使ってしまった感がある。
それというのも、昨年の秋にビッグウィークという私の大好きな牧場の馬が菊花賞というG1に勝ったので、応援馬券を買い続けている私は、棚ぼたの小金を手にしてしまい、買い物ブームに火がついた。

そのお金でまずグレンチェックのスーツを作った。スーツを買ったのは何年ぶりだったろう。普段仕事でもほとんどジャケパンの私はスーツに縁がなく、実際20年以上前に買ったものと礼服しか持っていなかった。
ジャケットの数とスーツの数があまりにも釣り合わないことに以前から違和感があったので、ここは奮発して(といってもビッグウィークがもうけさせてくれたお金だ)スーツを作ろうと思った。

それからというもの、オーダーで服を作る旨みを知ってしまった私は、今までカメラやギターにつぎ込んでいた小遣いを一気に服や鞄、靴などにつぎ込む買い物ブームに走ったのだ。

ただ、いいわけがましいが、最近のテーラーは以前のように高級なイメージばかりではなく、けっこうリーズナブルで、既製品を買うよりずっと安く上がる場合が少なくない。
殺到すると困るので店は教えないが、私がよくオーダーする店は、好きな生地を選んでジャケットを作っても1万円台の後半でできてしまうし、以前このブログでも紹介した東京で作ったハリスツイードのジャケットも、そこそこのブランドの半額程度だ。
たとえパターンオーダーでも自分の体にぴったりとくるジャケットを着ると、既製品を着る気になれない。
それはワイシャツでも同じことで、百貨店のオーダーシャツ売り場に行くと1万円も出せば高級な生地でオーダーできる。ワゴンに出ているセール品なら時によっては5千円程度でも可能だ。
これもジャケットと同じくそこそこのブランド品より絶対に安い。そして何より縫製がすばらしいし、サイズがぴったりなのは言うまでもない。

靴や鞄も買いすぎだとひんしゅくを買っている。
出張用の鞄から普段の仕事用、出かけるときのショルダーなど。靴もそうだ。
アウトレットという強い味方を得た私は、若いときには絶対に変えなかったあこがれのデザインや、少々冒険しないと変えないデザインのものまで買いたくってしまった。

得意先の人や友人は、私が頻繁に服や鞄、靴を替えるので、さぞかし金回りがいいと思っているようだが、決してそんなことはない。普段のコーディネートの中にはユニクロのアイテムもたくさん混じっているし、オーダーと言っても既製品よりも安く上がる方法を見つけた。
おまけに、うまくアウトレットモールを使うことで、さらに安くあげることができるからだ。

以前、このブログでアウトレットモールの弊害を書いたことがあったが、自分が買うときは別だと平気ていってしまう。ずるい。

それ以外で今年大きな出来事と言えば、次男の大学受験だろう。
推薦とはいえ、無事に受かった彼を祝福してやりたい。
春からは富山で下宿をしながらプロダクトデザインを学ぶことになったが、京都から出たことのない私は、息子とはいえ、正直心配だし、寂しい気もしている。
本人は、春からの新しい生活を楽しみにしているようなので、普段通りの父で送り出してやろうと思う。

それからもう一つ、予てから考えていた自分の先祖をたどることをはじめた。祖父母の原戸籍を入手したり、出生地を訪れてみたりした。来年はもっと深く調べてみようと思うが、この自分のルーツを調べるということを読者にも強く勧めたい。自分の祖父母やそのまた上の世代がどんな人生を歩んだかを知ると、今の自分の人生がいかに平凡で平和かと言うことに気づく。
明治から昭和の激動の時代に生きた自分の先祖がどんなに大変だったかを知ることが、今の自分を戒め明日へのチカラを呼び起こす元となるに違いない。

さあ、今年もあと6時間足らず。
採点をするとすれば80点か。
年頭に「今年はとにかく動く」と誓ったことはかなり実行できたと思うが、来年はもっともっと大きな流れを起こすつもりだ。
自分自身のがんばりに期待したい。

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今年を振り返って 仕事のこと 

もうそろそろ今年1年の反省をしなければいけない。
いや、反省と行ってしまうとあまり芳しくない1年であったように思われそうなので、「1年を振り返らなければいけない」の方がよい。

まずは「仕事」。仕事が第一である。
うちの事務所は6月末を決算としている。
私の誕生日が6月30日であることと、1年のちょうど半分ということが理由だ。
1年の半分のところに決算を持ってくると、決算の時と年末のこの時期と1年に2回振り返って分析することができるのでなかなか良い。

ところで今年の「仕事」についてであるが、前半の半年、つまり先期の後半はあまり芳しくなかった。
目に見えない震災の影響もあったのかもしれないが、それよりもデザインというビジネス自体の流れというものが
変わっていることに私自身が対応し切れていなかったせいだと思っている。

ここ何年間かの間にデザインというビジネス自体が「超買い手市場」に陥っていることにもう少し速く対応すべきだった。
この「超買い手市場」はもちろん売り手側が作ってしまったことに間違いはない。自分たちが作ってしまった状況にどんどん引きずり込まれて、いわゆる「負のスパイラル」に巻き込まれてしまっているのだ。

必要以上のプレゼンやデザイン費の価格競争、無理な納期での受注や不完全な原稿作成の肩代わり。
顧客満足の獲得と過剰競争の違いを認識できていないデザイン業界自体の失敗だ。

これから脱するのはそう簡単ではない。
そして、ほとんどの事務所が脱出方法を見つけていない。

私はここ半年ほどの間、考え事といえばこのことばかりであったように思う。
そしてようやく出口のようなものを見つけ出した気がしている。
その方法を今年の夏あたりから徐々に試し出しながら、一方で今までの受け身一辺倒だった営業戦略を見直し、前へ前へ踏み出すことをはじめたのだ。
創業24年目にして今更そんなことかとおしかりを受けるかもしれないが、いま、この状況で初めてと行っても過言ではない外に向けての営業戦略というものをはじめた。

そして、それが徐々にではあるけれど実を結びはじめてきた。
数字もそうだが、徐々に良い方向に向いているときは独特の匂いがする。
その匂いがわからんようでは、社長失格だ。

その匂いを頼りに、来年はさらに前へ出る。
具体的なことはまだ書けないが、大きな転機になるように思う。
よその事務所が気づく前に1歩も2歩も前に出て行く努力をしておこうと思う。

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今日はクリスマスイブ 

神戸 ミント

今日はクリスマスイブ。
恋人たちは一年で最も盛り上がる日に違いない。

子供が小さかった頃は、毎年24日の晩にパーティーをしていたが、さすがに21歳と17歳にもなると親と過ごすということはあり得ない。し、あっても困る。

うちの息子は誕生日もクリスマス付近で、おまけに正月までそこに重なる。
それで12月と1月は、長男の誕生日、クリスマス、正月、次男の誕生日とイベントが連なっていた。
最近では、二人とも誕生日とクリスマスとお年玉を3つ合わせてなにか欲しいものを聞いてやることにしている。

しかし、長男はもう21歳。大学の3回生なので欲しがるものも年々生意気になるし、もうそろそろいいのではないかとも思う。
次男とて17歳。長男とあまり変わらない。

そこでまた私は考えた。
無駄に高額なものを買い与えるほど私は甘くないし、財布の厚みもない。
二人が欲しがるものが、彼らの将来にとって勉強になったり、+になるようなものを欲しがるように仕向けるのだ。
しかし、この方法は簡単ではない。1年だけでは成し得ないのだ。
彼らがまだ小学生くらいのころから種を仕込まなくてはならなかった。
カメラを駆使して写真を撮るおもしろさやバンドを組んで仲間と音楽を楽しむことを仕込んだのだ。

幸い二人ともデザイン系に進み、最近奴らが望むのはカメラやレンズ、ギター関連グッズなど彼らの人生を豊にしたり、今後の勉強になるものばかりを欲しがる。
一般の家庭にたとえれば、子供たちが参考書や英会話の教材ばかりを欲しがるようなものだ。

見事に私の思惑通り。
しかも強要は一切していない。
彼らの思い通りの進路、趣味趣向を選ばせた結果だ。
周りの人は、「うまいことやりましたね」というが、その苦労たるや一般の保護者と何ら代わりはないし、どちらかというと特殊な進路である分、苦労は大きいかもしれない。

そこをわかっていただきたい。
口の悪い奴は、洗脳したかのようにいうが、そんなことはない。彼らが楽しい人生を選んだ結果であり、私の押しつけでなどないし、たったの一度もそういう風にしなさいなどといったこともないと断言する。
周りの親たちは、やれ週に何回は塾に通えとか、これこれを習いなさいなどというのが普通だが、私は一切いっていないし、彼らもいわれてそうしたつもりはしていない。

平和だ。
子供の教育というものはこうでなくっちゃ、などとほくそ笑む。

さて今年のクリスマス。
次男はカメラの三脚とその他カメラグッズ諸々。
長男は何を要求するのだろう。

こんな思いもあと何年かで終了だ。
心地よい達成感と少しの寂しさが入り交じる。

次は未来の孫のためにプレゼントでも考えようか。
彼らの嫁さんに「やめてください!」としかられそうだ。

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