淡水水槽も紹介
たまには淡水の水槽も紹介しよう。
この水槽は以前、海水魚用に使っていたもので、いわゆる60cmの規格水槽だ。
クマノミやスズメダイなどを飼っていたが、次男が高校に合格したご褒美という名目で90cmのオーバーフロー水槽にグレードアップしたので、元々の水槽は淡水化した。
海水魚用にセットしていたのでエーハイムのパワーフィルターを2連結しているため、濾過能力はばっちりだ。
この水槽には現在二酸化炭素の添加装置や60Wの照明、水温調節のクーラーなど難しい水草を育てることも十分可能な装備が整っている。
ただ、難しい水草というのは本気でかからないとなかなか長期間きれいな状態を維持できないので、いまは極簡単なものでお茶を濁している。
真ん中上部に写っている魚はオレンジドワーフ。オーストラリアの熱帯魚だ。
何となく日本のバラタナゴに似ているが、なかなか地味で美しい。
ご覧の通り現在は有茎系の水草はセンターで使っているラージリーフのみ。
有茎系のものは成長が早く、この水槽のように贅沢な環境におくとバッカバカのびる。よけいにレイアウトを維持するのが大変になるので、今は成長の遅いミクロソリウムやクリプトの小型のもの、ミクロソリウムのナローリーフなどで構成している。
それでも60cm水槽なら背丈も十分だし、葉の色にも多少の変化があるので立派なレイアウトが可能だ。
ただ、やっかいなのは、きらきらとブルーがきれいだという理由で選んだブループラティーだ。
どんどんこどもを産むので何年経っても数が減らない。
あまり増えると困るのでエサを少なめにしたり、生まれて間もないこどもを間引いてくれそうなオレンジドワーフを入れたりしているが、2週間もすると小さな稚魚がうろうろとしている。
しかもこいつは近親交配を繰り返しているにもかかわらず、美しいブルーの色は健在だ。
恐るべし生命力。
どこかの池に放すわけにもいかず、(いくら生命力があるとはいえ自然繁殖はしないと思うが)手詰まりといったところだ。
これからアクアリウムを始める方、ブループラティーにはご注意を。
- [2011/05/24 16:15]
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