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 2010年11月 

今年もまた 

レイバンのサングラス

私はこんな仕事をしているにもかかわらず、目は全く問題がない。もちろん眼鏡もかけていないし、コンタクトもしていない。
10年ほど前に目の回りにヘルペスができたので念のために眼科に行った。
そのときについでに視力を計ったところ「2.2」といわれた。

ただ、最近少し夕方になると名刺に書いてある小さな電話番号や住所の文字が見えにくいことがある。朝からずっとパソコンに向かっているのだから、考えてみれば当たり前のことだが、本人的には少しショックだ。

前おきはこれくらいにして本題はこのサングラス。
5つめのサングラスだ。
1つは釣り用の偏光レンズが入ったもの。これは便利だ。水の中の様子が裸眼の時とは比べものにならないほどよく見える。残りの4つはいわゆるファッション用。
ところが、前置きで言ったように私は子供の頃から眼鏡というものに全く縁がなかったので、どうもサングラスというものも苦手だ。
何気なくかけている人を見るとうらやましく思うが、自分がかけるとなると何か構えてしまう。
特にいつも顔を合わせる人の前ではなおさらだ。
別にイキっているわけではないのだが、イキっていると思われるのがいやなのだ。

だから私は大阪や神戸に行くときにこっそりサングラスをかける。
別に変装する必要はないので、堂々とすればいいのだが、どことなくぎこちない。
ポリスに職務質問でもされないかとびくびくしている。

もう一つサングラスが苦手な理由がある。
18の時、デザイン学校に入りたての私は原付で通っていたのだが、そのときちょっとイキってサングラスをしていた。新しい環境の中なら不自然に思われないのではないかという計算があったからだ。
しかしその計算が裏目に出た。
通学時に何となく視界が不自然なせいもあって、チャリンコのオッさんを引っかけてしまった。
オッさんの方はほとんど無傷だったが、わたしは四条通を転がり回って服はぼろぼろそこらじゅう傷だらけという無惨な姿となってしまった。しかもその日は入学して最初の健康診断ということでレントゲンや肺活量を計るたびに行列に並ばなければならない。
デザイン学校というのはだいたい女性が8割という幸せな環境であるが、この日ばかりはそれも裏目に出た。

おかげで保健室の保健婦さんや女生徒たちに一気に顔を覚えられてしまった。

そういうトラウマもあって私はサングラスが苦手だ。
それは重々わかっているのに、また今年もサングラスを買ってしまった。
サングラスは苦手だなどといっておきながら変なこだわりがあって、「サングラスといえばレイバン」と
わかったようなことをいっている。

ああ、今年もまた神戸や大阪に行く電車で、職務質問ぎりぎりの男になってしまった。
でも、いつかはきっと、イキった男に見えないようにさりげなく、そしてかっこよくサングラスをかけてみたいものだ。

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