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金モールのエンブレム 

ジャケット エンブレム

今でも時々トラッド系のショップで目にするが、金モールのエンブレムというのをご存じだろうか?
金モールというのはピアノ線のような金と銀の針金状の糸のようなもので、それを刺繍して作り上げたのが金モールのエンブレムというものだ。

エンブレムというのは「紋章」のことで、もっとわかりやすく言うとチームや団体のマークのことだ。
それを金モールで刺繍したワッペンが上の写真のようなものに仕上がる。

ふつうはネイビーブレザーに金ボタンをつけて・・・というスタイルが王道とされているが、何年かに一度、このエンブレムというものが大流行する時がある。
ただ、流行になると本物の金モールエンブレムではなく、ただ単にフェルトに普通の刺しゅう糸で刺繍してあるものが店頭にあふれるので目にされたこともあろう。

私はこの金モールのエンブレムというのが好きなので、はやっていない時でも平気で胸に付けているのだが、いつもいつもネイビーブレザーではあまりにも芸がないので、この写真のようにブラウンのウールジャケットにもつけたりして楽しんでいる。
しかも、私自身がデザインしたものだ。
ふふっ・・・・・・自慢である。

仕事でデザインしたあるブランドのものをちょっと拝借して、勝手につけた。
そのジャケット自体も同じブランドのものなので大目に見ていただきたい。

ただ、もう一つ種明かしをすると、このエンブレムの下にはもともと犬の顔が刺繍してあった。
それも私自身がデザインしたものではあるのだが、昨今その手の刺しゅうモチーフはあまりファッショナブルとは言われない傾向がある。

そこで私は、自分自身のデザインしたエンブレムでその刺繍を隠してしまった・・・というわけだ。
エンブレムの下に見えるアルファベットの文字はその名残である。

自分のデザインを自分のデザインで隠すというのは、何か複雑な気分でもある。
「恥部を隠す」という後ろめたさと、自分自身で上書きしたという痛快さが、妙なバランスで心を揺らす。

そして、それをまた自分で着て歩くというのは、これまた大胆な趣味ではなかろうか。

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雑誌マニア 

マガジンラック3

私は雑誌が好きだ。
和洋取り混ぜて事務所で定期購読しているものが17誌。
うち13誌は海外のものだ。
アメリカ、イタリア、イギリスなどが多いが中にはオランダやフランスのものも取っていたことがある。
もちろん英語が堪能なわけではないし、イタリヤ語やフランス語はもちろんちんぷんかんぷんだ。
つまり、中にはなにが書いてあるか皆目わからない。写真を見て想像するしかないのだ。

しかも、海外の雑誌は高い。
もちろん現地では日本の雑誌と代わらないと思うが、輸入代行業者のマージンやら関税やらで1冊2,000円以上もざらだ。

マガジンラック1


しかしそれでも海外の雑誌を取ることには意味がある。
とにかくレイアウトがかっこいい。
広告が潔い。
写真が斬新。

日本の雑誌とは明らかに一線を隠す。
マガジンラック2


日本にもなかなかすばらしい雑誌もあるが、だいたいの大衆情報誌は記事の内容自体が広告になってしまっているものが多く、情報やデザインを見るというよりチラシや広告を見ている感覚に近い。

最も驚くのは、海外のファッション広告だ。
日本のアパレルはとにかく商品を見せたがる。
しかし海外のアパレルは商品を見せるのではなく、ブランドのコンセプトやイメージを伝えようとする。
だから、極端な例では、カラーページのファッションの広告なのに、写真をわざわざモノクロにしたり、ほとんどモデルのグラビアではないかというほどかんじんの服よりもモデルのほうに注目が行くようになっていたりと、広告のデザイナーのやりたい放題という感じだ。

なにか、雑誌自体が丸ごと1つのヴィジュアルブックのようなクオリティーを持っている。

日本の雑誌でもそういったものが少しずつ増えてきているのも確かだ。
ただでさえ雑誌が売れない時代にあって、ほかと同じように低俗な作り方をしていても先細りなだけだ。
少しでもコストのかからない読者モデルの乱発や、タイアップ広告ばかりでは雑誌離れを余計に助長するだけだ。

もっと骨のある、昔のように毎号そろえておきたくなるような雑誌が増えることを切に願う。

日本のお勧めはこれ

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今年のねらいはハリスツイード 

ハリスツイード1

今年のターゲットはハリスツイードだ。
この織ネームに見覚えがあるでしょう。

ハリスツイードとは、イギリスのスコットランド北西に位置するハリス島で作られるツイードのこと。
基本的に手織りとされる。
ことし、かねてからのアウトドアブームもあって、アウトドアブランドのデイパックやメッセンジャーバッグにこのハリスツイードが使用されているものがよく売れた。
本来この生地はコートやジャケットに使用し、トラッドばりばりのアイテムに欠かせないものであったけれど、今年はバッグや財布などの小物にもかなり使用されていた。

もともとド定番なアイテムに使用されることが多かったので、冬物のSALEに出るようなことは珍しかったが、今年は様々なアイテムに展開されたこともあって、SALEにも出てくるのではないかと期待していた。

そこで私は2つのハリスツイードアイテムをゲットした。
1つはSALEではない。プロパーだ。
それはこのバッグ。普段使いにちょうどいいサイズだ。

ハリスツイード2

あまりにも気に入っているのでおろす機会を逃しそうになった。
ハリスツイードに限らずツイードというものは冬のものであるから、暖かくなってしまったら登場するチャンスを逃してしまう。
そこで急遽、先週から通勤に使い出した。
周りのうらやましそうな目が心地よい。
ただ、あまり頻繁に使うと、もともと手織りの生地だけに傷むのが早くなる。注意が必要だ。

そしてもう1つのアイテム。ジャケットだ。
ハリスツイードのジャケットをもつというのは、私的には大人にだけ許される贅沢であるから、今回のSALEでついにそれを実現とした喜びは大きい。

50%OFFで35,000円。安い。・・・・と、思う。
普段ジャケットに70,000円もそう易々と出せるものではないので、やっぱりやすい・・・・と、思う。

もう2月も半ばなので、早く着なければ・・・・。
こんな時に限って、大阪や神戸に行く用事がなかったりする。
皮肉なものだ。

ただ、困ったことに最近ジャケットを買いすぎて洋服タンスに入らない。
いまだに事務所の部屋にカバーを掛けたまんまつるしている。

やはり、まずは服の収納スペースから見直さないといけない・・・・・。
この忙しい時期に用事が増えるばかりだ。






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近江神宮の熊手 

熊手

私は毎年、元旦は近くの神社で初詣をするが、2日の日は滋賀県の近江神宮に行くのが恒例となっている。
例年元旦を外していることもあり、人出もそこそこでのんびりとした日本らしい正月の雰囲気が感じられる。

そしてそこで私は、毎年決まって熊手か宝船を買う。
一応これでも商売人であるから至極当然のことだ。
もうかれこれ15年以上続けて2日の日に行っているが、実は今年初めて気づいたことがある。

それは、今年買った熊手が昨年のものと全く同じものだということだ。
今まで何年もの間こんなことに一度も気づかなかったのに、なぜか今年買ったものは昨年と全く同じものだと気づいた。
別に熊手のデザインが御利益の大小に影響するとは思わないが、何となく心のどこかに疑いの晴れない部分があるのだ。
・・・ひょっとすると去年の売れ残りか?・・・・とか、大量につくってコストを下げたのか・・・とか、ろくなことを考えない。

私は仕事で神社やお寺の授与品を扱う会社のお仕事をさせてもらっているので、実際のところこの熊手や御守り、おみくじに至るまでコストはバッチリお見通しだ。
興ざめてしまう人がいるといけないので、あまり詳しいことは書けないが・・・・。

元々あまり信心深い方ではないのに、こんな時はなぜか気になって気になって仕方がない。
近江神宮の授与所で2500円を払い、にこやかに対応してくれたアルバイトの巫女さんから受け取った瞬間から、何となくそんな気がしていたが、事務所に持って行ってみると案の定・・・・・全く同じであった。

ただ、こんな程度のことでクヨクヨ思っているのも自分としては釈然としない。
1年の運気を占う意味でも、出だしからこれではいけない。

結構自分の小ささに驚きと嫌悪感を抱きつつ、あわただしくも今年ももう2月まで来てしまった。

ところがだ・・・・。
この去年と同じ熊手に御利益があったのかどうかはわからないが、今年に入ってうちの事務所は絶好調だ。
あまりにも好調すぎて手が付けられない。
ついこの間まで不信感いっぱいに眺めていたこの熊手も、実はなかなかやるではないか・・・と180度評価を変えた。

さて皆さん、来年は近江神宮へ2日の日に初詣に行くことをお勧めする。
そして、来年もこれと同じ熊手かどうかを見届け、もしも同じであったなら、2500円の出費は安いものだと断言しよう。
私のように自分の人間の大きさを測るのに役立つだけでなく、きっと恵比寿様と大黒様、そして2匹の鯛が、1年間幸福をもたらしてくれることだろう。

・・・などと、たった2ヶ月で熊手の威力を認めてしまう自分の人間のちいささに、また再び改めて自戒の念を強めるのだ。

私は今年、年男だ。36才でも60才でもない。
いつまで経っても、成長しない私を諌めてくれる兎はどこにいるのか・・・・。

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