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HERZの鞄 

HERZ

東京の渋谷にあるファクトリーブランド「HERZ」。
ショップにできあがったものを卸したり、本店のファクトリーショップで販売しているほか、ネットでも積極的に販売を展開している。ネットの場合は決まった品番の中から、自分でサイズやカラーを選び、発注すると4〜5週間後に送ってくれるというシステムだ。

ここの特長はなんと言ってもその丈夫な作りと革の質。
何年も使い続けていると、上の写真のように革本来の光沢が、日増しにわき上がってくる感じだ。

私が初めてHERZの製品を手に入れたのは、このチョコレートブラウンのダレスバッグ。これはネットではなく、大阪梅田の阪急百貨店で見つけた。
もうかれこれ8年ほど使っているが、ちゃんと革のメンテナンスさえすればこのようにぴかぴかの状態で保つことができる。

その後、HERZというブランドのことを知り、手帳カバーやポーチなどをネットで発注していた。

今回、黒のウイングチップを履くときに持つ黒い鞄がないことに気がつき、黒のダレスバッグをネットで発注した。先のチョコレートブラウンのものとおなじデザインだが、黒い方は一回り小ぶりにしてみた。斜めがけを想定しているからだ。

HERZ

到着して早々にミンクオイルを薄く塗り、から拭き。早くもいい艶が出てきた。

さて最初にこのバッグを使うコーディネートをどうしたものか。
靴はもちろん黒のウイングチップで決まりだが、私自身黒の革小物で統一するコーディネートをあまりしないこともあり、なぜか微妙に気恥ずかしい。
ただ、ここでは思い切りのいいことも大切なので、近いうちに「黒コーディネイト」を実行したい。

HERZ HP→http://www.leatherbag.co.jp/

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ユニクロが主張しだした。 

ユニクロ

先シーズンからユニクロの商品についている襟ネームが変わったことにお気づきだろうか。
写真のように白地に黒で日本語とアルファベットのロゴをプリントしたものになっている。

ここから先は私の勝手な考えとして流して欲しい。

ユニクロという会社はおもしろいもので、あれだけ成功しているにもかかわらず、どこかコンプレックスを常に抱えているように思う。
今ではテレビCMも決して安物ブランドのそれではないし、追随する「しまむら」やその他のブランドとは明らかにあか抜け方が違う。もちろんかかっている金も大幅に違うだろう。
すでにユニクロを安物と判断する風潮は過去のものとなりつつあるし、実際ユニクロよりも高いブランドであっても品質では太刀打ちできない状況だ。

今では全世界に1100以上の店舗を有し、売上高も2000億円を軽く超える。

なのに、コンプレックスというのはどういうことか。

それは先ほどの衿ネームに現れているのではないかと思う。

元もとユニクロは、自社のオリジナルばかりを販売していたわけではない。様々なブランドの商品を大量に仕入れることでコストを下げ、他店よりも安く販売するという形態を取っていた。
そしてその中の一部に自社のオリジナルを投入するというものだった。
当然仕入れ商品よりもオリジナル商品の方が利益率が高いので、販売力を増すにつれてオリジナルの割合も増加していった。

そしてそこには「UNIQLO」という紺地に白抜きの織りネームがつけられていて、オリジナルであるということが簡単に判別できた。
その後、徐々にオリジナルを増やし、ついには店舗中の商品をオリジナル化することに成功したユニクロは、国内のアパレルにおいて最大の売場をもつこととなった。

ただ、市場では「UNIQLO=安物」という評価が大半で、ファッションに興味のある人たちの間ではなかなか受け入れられることはなかった。
それがユニクロの唯一の弱点であり、本来服好きの経営者にとってはコンプレックスであったのではないか。

そこでユニクロの取った戦略は「ノーネーム化」だった。シャツやジャケットの衿ネームをなくし、サイズ表示のみとした。
「UNIQLO」というブランドを主張しないというファッションブランドとしては屈辱的な方法を選んだのだ。

そしてそのコンプレックスをバネに、以後も着実に力をつけ、品質では海外の同じようなメガショップを圧倒するほどに成長した。しかもその力を広告などイメージ戦略に向け、どんどん従来の安物イメージを払拭していた。

若い女性たちの間でシンプルなユニクロの商品に自分でさまざまなデコレーションを施し、ユニクロらしさを隠す「ユニ隠し」なる言葉まではびこっていたような状況は徐々に薄れ、次第に「UNIQLO=安いけれど高品質でオシャレ」というイメージを確立していった。
これまでの無地中心の商品展開から柄物やデザインに凝ったものなども増やし、従来の「UNIQLO」イメージとはもはやまったく別のものとなった。

そしてそういう状況に満を持してか、このほど衿ネームを変更し、ついに再び「UNIQLO」というブランドを主張したのだ。

揺るぎないトップの座を自覚し、世界へ打って出るために、ついに「UNIQLO」は堂々と自社ブランドを前面に押し出し、新しいステージへ1歩を踏み出したといえるのではないか。

コンプレックスを乗り越え、つかんだ自信をどの様に世界に展開させるのか、興味を持って見てゆきたいと思う。

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