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たこ唐草はなぜ人気があるのか 

たこ唐草そば猪口

これは私が所有するたこ唐草のそば猪口です。
たこ唐草のレベルとしてはあまり上手とはいえません。唐草に勢いとかボリュームとかが不足しているからです。
ただそれでも、江戸後期のものとなると2万円前後はします。

ではなぜたこ唐草は、そんなに高いのか・・・・。
理由は簡単。人気があるからです。骨董というものは常識的にすべて現品の1点ものですから、他の商品に比べて時価的要素が高いものです。つまり、需要と供給のバランスがもろに価格に現れます。
ちょっと骨董をかじったことのある人はご存じのことと思いますが、どの店でもたこ唐草と花唐草は飛び抜けて高いものです。だいたいは店の奥の棚に大きな皿やそろいの猪口が飾られています。

骨董に限らず、日本人は唐草模様がどうも好きなようで、様々な伝統工芸品から服地のプリント、織物、インテリアファブリック、泥棒の風呂敷まで、おおよそ総柄の模様といえば唐草が定番となっています。
これは、おそらく飛鳥や奈良の時代に中国や朝鮮半島の華やかな文化の象徴として入ってきた模様を21世紀の現代になっても、何かしらエキゾチックで、華やかな匂いを感じ続けているからでしょう。

それにしてもこのたこ唐草という模様。女性の方には気持ち悪いとおっしゃる方もいるほど、よくよく見れば変な模様です。
誰が名付けたか知りませんが、全く持ってそのまんまのネーミングです。

でも、ひとつのこの模様が後世に渡って人気を維持し続けていることは本当にすごいことだと思います。現代の模様がこのように何百年も後に、人々を魅了させられるかというと、はなはだ疑問と言うほかありません。

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