今年もインターン生を迎えて
今年もまたインターン生が来ました。
最近は年に5人から6人といったペースで受け入れています。
受け入れを始めてから延べでいうと40人弱になります。
私が学生の頃はそんな制度自体がありませんでしたので、つくづく今の学生は大変だなと思います。うちに来ている専門学校生などは、たった2年の間に2回もインターン期間を経験するそうです。
学生たちの状況も様々。地元京都の学生もいますが、目につくのは遠方から下宿をして京都にデザインの勉強をしに来ているという感心な若者たちです。去年の夏に来ていた学生は秋田県から。2月から来るのは鹿児島から。ほかにも、今まで長野県、広島県、香川県などなど。
私などは京都生まれの京都育ち、学校も全てチャリ圏内。就職も京都と、根性のないこと極まりない経歴の持ち主ですから、本当に感心します。
年齢も様々。高校を卒業したての子もいれば、一度一般大学や企業に進学や就職をしたにも関わらず、デザインの学校に行き直すという感心な学生もいます。
経済状況もいろいろ。どうしようもないお嬢さんもいましたし、ぎりぎりの経済状況の中がんばって勉強を続けている感心な学生もいました。
こう見えても私自身、学生時代は経済的にかなり苦労しましたのでそんな子たちを見るとついついがんばれと応援したくなります。
いずれにしても、彼らにはまだまだ未来があります。単純に60才まで仕事を続けるとしてもあと40年もあるのです。
それに引き換え私にはあとどのくらいデザイナー人生が残っているのやら。
まだまだ彼らに負けてはいられません。
追いつかれないように懸命に走る四十半ばのおっさんデザイナーでした。
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