不況に強い業種とは
世の中まさに大不況。新聞やテレビのニュースでは連日気が重くなるニュースばかりです。
リストラ、赤字転落、給与カットなどなど。
自動車、家電、金融と、どれをとっても調子の悪い業種ばかりです。
こんな世の中でも、調子の良い業種というのがあるのかどうかは知りませんが、比較的不況に対して対応しやすい業種というのはあるように思います。
例えば自動車や家電メーカー。
こういったところは、景気が悪くなったからといって、会社の数自体は減ることがほとんどありませんし、会社自体の数も限られているので、販売実績が下がるともろに影響を受けます。
大手銀行や百貨店も同じこと。
ところが会社(事業所)自体の数が元々たくさんあって、中小企業の割合が高い印刷業やアパレル、私たちデザイン業といった業種は、景気が悪化して仕事が減少すると、その分持ちこたえることができなくて淘汰されていくところがどんどん出てくるので、生き残った会社にとっては、それほど受注が減らない、もしくは増えるという現象が起こります。
つまり、こういった会社(事業所)の数が多く、中小企業の割合が高い業種は、こんな不況時こそ淘汰されない方にさえいれば、まったく持って心配することはないということです。
それどころか、チャンスととらえるべきでしょう。
ただ、問題はどうやって淘汰されない側にいるかということです。
それには、こうすれば・・・というような決まった方法などありません。
こういう不況時にこそ、普段からの経営努力というのがものをいいます。
単純に価格を落としたり、納期を詰めても悪循環に巻き込まれるだけです。
こんな時期にこそこの事務所に仕事を発注したいと思わせる何かがあるかどうか、そこにかかっています。
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