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京都市電健在 

市電4

先日、仕事で広島に行きました。
そこで何ともノスタルジックな経験をしましたので報告。

私は昭和38年生まれですから今年46才になります。
私が子供の頃、京都の街にはあちこちに市電が走っていたのですが、昭和52年を最後に姿を消してしまいました。
以前から、広島では様々な都市を走っていた路面電車を譲り受け、今でも現役で使っているということを聞いていたのですが、この度、めでたく32年ぶりに京都の市電と再会し、乗車してきました。

市電1

車内の雰囲気も32年前とちっとも変わっていません。当時はなかった冷房設備が後付で天井にある以外は、何もかも昔のまんまです。ワンマンカーになる前に車掌が顔を出していた入り口横の小窓もそのままで、ちょっとそこに立ってみたくなりました。

市電2

車体の横には京都から昭和53年に譲り受けたという証のプレートが。京都市交通局のマークもそのまま残っています。写真には写っていませんが、驚いたことにこの車両はなんと昭和32年製造。つまり1955年です。
ということは半世紀以上も現役で走り続けていることになります。

市電3

おまけに、正面のプレートには「西陣」の文字。ほかにも「大文字」など京都にゆかりのある名前が各車両についています。

広島や長崎は原爆の被害から立ち直るためのいろいろな施策として、廃止になった各都市の路面電車を譲り受け、使用したということを聞いたことがありますが、今でもこうやって大切に使ってもらっているのを見ると、なんだか広島の人々に御礼が言いたい気分になりました。
今の世の中、ものの移り変わりのサイクルがやけに早くなって、良いものを使い続けるということを忘れがちですが、そのことをあらためて広島の人に思い出させてもらった気がします。

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こんにちは。たまたまこのページを見つけたので、少しコメントさせてください。広電が各地の車両を譲り受けたのは、経費削減のためで、復興のための政策というわけではありません。

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