不景気なときに何をするか
世はまさに不況のまっただ中。
一部報道では底を打ったと言われていますが、実体経済は最悪。
GDPの落ち込みも史上最悪を示しています。
よく、商工会議所などのセミナーや、銀行主催の講演会などで言われるのが「不況の時にどうすればいいか」というたぐいのこと。
ただし、これは不況の時にまだまだ持ちこたえるチカラのある企業に向けたメッセージであって、立ち直ることさえ難しい企業には何のアドバイスにもなりません。つまり、そんな企業には、何を言ってももう手遅れなのです。
企業経営というものは、規模の大小を問わず、経営手腕とか企業努力とかそういう商売の賢さや巧さ、まじめさを問われるものです。
どんな企業でも商いさえ興せばそれなりにやっていけるという甘いものではありません。
それがうまくいかなかった企業が不況の時に淘汰され、消滅するのです。
ですから、本当は不況になってからではなく、平常時や好景気の時にこそ「不況の時淘汰されないようにするにはどうすればいいか」を考えなくてはなりません。
ただ、それは講演会やセミナーでは教えてくれません。自分が本業の中で培った感や、経験、分析力のすべてを駆使して考えなくてはだめです。
セミナーや、講演会の講師にわかるようなことはとっくにわかっていなければだめなのです。
その道のプロのみがわかる方法論を見つけ出せる経営者でなければ、今の世の中、残ってはゆけないのです。
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