FC2ブログ

竹久夢二について 

竹久夢二「セノオ楽譜」表紙画大全集竹久夢二「セノオ楽譜」表紙画大全集
(2009/08)
竹久 みなみ

商品詳細を見る


わたしは、高校の美術部時代に初めて竹久夢二の作品展に行って以来、あの哀愁に満ちた美人画に魅了され続けています。
どこか愁いを含み、いつも何か悲しいことを抱えていそうな、あの独特の画風にひかれています。

彼の作品は、日本画でもなく、洋画でもなく、挿絵というジャンルを確立したということで大きな意味を持ちますが、それより何より最も重要なことは、「彼は日本の美術史上最も早くに大衆に支持された画家であり、デザイナーであり、詩人であった」ということです。
江戸時代の浮世絵などもそれに該当するかもしれませんが、夢二の場合、自分がどんな絵を描けば大衆が喜ぶかということを常に考え、自分自身をプロデュースしていたというところに、当時としての先進性があるのです。

上の書籍は夢二が当時制作した「セノオ楽譜の表紙」約280点の中から現在確認できる作品を集めた画集ですが、監修をなんと夢二の孫にあたる竹久みなみさんがしています。
この方は現在夢二の作品を鑑定する仕事もされていますが、この本の発売を記念して、その竹久みなみさんが鑑定済みの作品ばかりを販売する展示会が先日東京丸の内の丸善で催されました。

たまたま東京で仕事があった私は、帰りの新幹線の前に丸善のギャラリーへ寄ってみました。
そこには当時の初版でリトグラフの表紙が額装されて何点か飾られていました。
以前から夢二の本物がぜひ欲しいと思っていた私は、一気に有頂天に。
直筆のものはベンツ1台が買えるほど高価なので、あまりにも無理な金額ですが、初版のリトグラフなら何とか手が届く金額です。
額の裏にはちゃんと竹久みなみさんの鑑定書もついています。

しばらくして我に返ったときには、その中の1つを買っていました。
私の悪い癖です。
どうしても欲しいものに出会うと我を忘れて、この右手が勝手にカードの明細にサインをしてしまうのです。本当に困った癖です。

またいずれその作品をここにアップして見せびらかしたいと思いますが、しばらくは私一人の楽しみとして酒の肴に秋の夜長を楽しみたいと思います。
関連記事

FC2 Blog Ranking

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://kdf.blog113.fc2.com/tb.php/225-691cae1e