夢二のハガキ1
昭和初期の夢二のポストカードです。
当時は1枚づつ石版で手刷りという誠に手の込んだ制作方法をとっています。
ですから厳密に言うと1枚1枚微妙に擂り具合がちがっていて、何とも言えない味のある仕上がりになっています。
昭和初期の夢二の作品は、何とか現物が買える値段なので、私は最近、少しづつ集め出しています。
この写真の他に、当時シリーズで販売されていた作品を何枚か一緒に入手しました。
いわゆる大物は高くて手が出ませんが、ポストカード程度なら、骨董のそば猪口を買うくらいの金額で何とかなります。こういった版画は今からだいたい80年以上前に商品として街に出回っていたわけですから、きれいな状態で残っているものがだんだん少なくなっています。
一般的に景気の悪いときは、骨董や美術品が買いやすい時期だといわれていますので、今のような時期はチャンスです。
昭和初期のノスタルジーに浸りながら、ウイスキーで1杯。
最高の至福の時です。
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