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23年目スタート 

12月1日をもってコイズミデザインファクトリーは23年目に突入いたしました。
つきなみな言葉ですが、本当にあっという間でした。
いつもこの時期になると、独立したてのころを思い出すのですが、その年によっていろいろ印象が違うもので、今年の場合は何かしら独立当初に似た不安と期待が入り交じった複雑なものでありました。

こういうときに人というのは、「不安と期待」「反省と満足」のそれぞれを結ぶ縦軸と横軸の座標の中で、自分がどこにいるかを考えるものだと思うのですが、そういうチャートの中で今年はほとんどど真ん中、期待半分不安半分、少し満足、少し反省・・・・と、いった感じです。

私はこのデザイナーという仕事を始めて今年で25年が過ぎましたが、今期初めて5年後というのを真剣に考えるようになりました。
今まではどちらかというと、目の前の仕事に追われ、5年どころか3年、いや1年後でさえも意識して考えたことなどなかったのではないかと思いますが、私も年のせいか残りのデザイナー人生をどうすればバラ色のものにできるのかをそろそろ真剣に考える時期に来たのかなと思い始めています。
事務所のこと、スタッフのこと、自分自身の人生、そして大げさですが京都という街の未来。

最近、半年ごとに事務所のスタッフに自分自身を査定するということをさせているのですが、そのシートの中で今年は、「5年後にどんなデザイナーになっていたいですか」という設問を全員に投げかけてみました。
何の予告もなしにそんな設問を投げかけられたスタッフは災難としかいいようがありません。
それでもその個人個人なりに置かれた立場に応じて回答していましたが、それと同じ設問を自分自身にも投げかけたとき、自分ならどんな回答をするのかなと考えると、これがなかなか難しいもので「こんなことができてこんな風なデザイナーになりたい」というようなことは残念ながら思い浮かびません。
いくら25年もやっているからといって、すべてにおいて100点満点がとれるデザイナーになれているとはさらさら思いませんが、自分の能力とか行き着ける範囲というものがある程度見えてきてしまった年齢になって、そんな具体的なことよりも、もっと大きな流れというか、もっと大きな自分の世界観とか領土というものを作り上げないといけないのかなと思うはじめています。

私は悪い癖があって、一つのことを考えるとその方向に向かって突き進むのはいいけれど、必要以上にあせってしまって空回りしてしまいます。
今回はそんなことがないように地に足のついたやり方をと思うのですが、果たしてどうなることやら。

いずれにしても、モチベーションがとぎれないように老体にむち打って、ひたすらがんばるしかないようです。

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