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河原町阪急、ビブレ撤退 

河原町阪急 河原町ビブレ

先日の河原町阪急の撤退ニュースに続き、今朝のラジオで河原町ビブレも撤退とのニュースが流れました。
どちらも京都随一の繁華街の中でも核となる商業施設だっただけに大きなショックを受けます。

と同時に繁華街での大規模商業施設の優位性が揺らぎ始めているのを感じずにはいられません。

阪急の場合は、建物自体が住友の持ち物であることと、売り場面積の小ささが足かせとなった形ですが、もともと百貨店をテナントとして家賃を払いながら営業するということに無理があったのではないかと思います。ましてやメインとなる梅田店はまもなく改装工事が終了し、新たに出発しますので、採算の合わない小さな店舗を残すほど余裕はないということでしょう。

一方ビブレは1970年代にニチイとしてオープンし、京都では珍しい百貨店以外の大型店舗として話題を呼びました。
現在はビブレのファッションフロアとなっている地階には、川が流れる食堂街があり、子供心にワクワクしたものですが、建物の老朽化に伴い改装費が捻出できないということで撤退となりました。

どちらも京都の商業エリアの中では超1等地。ここでダメならどこでやってもダメという場所です。
そんな恵まれた立地にありながら、若者相手のビジネスが破綻するというのは、異常なことです。
売っているものも時代の先端、場所もベスト。

では何がダメだったのでしょう。

そこをよく分析しないで売り場面積や建物の老朽化のせいにしていると、第二の河原町現象を招きかねません。
消費者のニーズにこたえていくばかりでは、いつまでたっても消費者レベルです。
トレンドを引っ張る場所や店というものは、いつも消費者のニーズを生み出す方にいないといけません。

消費者はわがままです。
自分が欲しいと思うものがないと、その店はダメだといいます。
しかし、売れるからといって他店と同じものばかり置いている店は退屈だといいます。

結局のところ、常にこのようなわがままな消費者を知らず知らず半歩引っ張る戦略、「こんな物が欲しかったけれど今までなかったね」と思わせる何かが必要です。

百貨店消滅の危機到来。
百貨店やショッピングモールのバイヤーは今こそ真価を問われるときなのです。

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