地下鉄の件で補足
先に書いた地下鉄の件で、1つ補足。
おそらく京都市交通局は集客した人数が往復地下鉄を使う計算で単純に2倍しているのだろう。
2万8千人というのが往復の計算であったとしても1万4千人。
地下鉄を使わない人もかなりの割合でいるので、少なく見積もってもやはり2万人は必要だ。
同志社大学の学生総数が2万4千人あまり。
つまり同志社大学クラスの大学を丸ごと誘致しても土日や長期の休みを考えれば、明らかに足りない数字だ。
だいたい、二条駅の貨物跡地でさえなかなか誘致できなかったものが、こともあろうに天神川の御池に誘致できるわけがない。市議会ももっとこのあたりのつっこんだ数字を議論できないのか。
公共の交通機関の乗客数を増やすというのはそう簡単なことではない。
沿線の環境や人口構成、観光客の動向などあまりにも多くの要素を含んでいる。
それを1つの絵に描いた餅同然の集客施設でクリアしようというのは
滑稽すぎる話だ。
もう少し、自分たちの力量を計って目標とする数字を出して欲しいものだ。
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- [2010/04/05 23:30]
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