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昭和の京都 

昭和の京都昭和の京都
(2010/09/15)
浅野喜市

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私は昭和38年の生まれです。世はまさに高度経済成長に突入するという期待感でいっぱいだった頃です。
東京オリンピックや東海道新幹線の開通を翌年に控え、文化的にも経済的にも戦後の日本が、一気に世界の先進国に追いつこうとしていた時期です。

この写真集は昭和30年代から40年代にかけての京都を写したものですが、そこには当時の一般的な生活そのものが写り込んでいて、いわゆる観光写真にはないリアリティーがページをめくるたびにあふれてきます。

京都駅前

この写真は京都駅前から烏丸通を北に向いた風景です。
まだ京都タワーはありません。写真左の角の建物が取り壊されてそこに京都タワーができます。そしてその向こうには「丸物」が見えます。京都駅前に唯一あったデパートです。後に「近鉄百貨店」となり「プラッツ」へと名を変えます。当時は屋上のモノレールまである遊園地が子供たちの人気の的でした。どこの百貨店もそうでしたが、今と違い屋上には必ず遊園地がありました。それが楽しみで子供たちは大人の退屈な買い物にも我慢できたのです。おまけにこの頃の丸物には映画館までありました。
私が中学生の頃はまだ丸物という名のまま営業をしていて、KBSという京都のAMラジオ局が毎週公開録音をしていました。
番組タイトルは「丸物わいわいカーニバル」。
司会は今超売れっ子の笑福亭鶴瓶。当時京都で人気のバックスバニーという3人組のバンドと一緒でした。
鶴瓶はまだそんなに売れていませんでしたので、私たち中学生にも気さくに話しかけてくれました。トレードマークのアフロの中にそっとゴミを詰めていたずらをしたものです。
毎週のようにその公開録音を見に行っていた私たち仲間を鶴瓶もわかっていて、番組の中で私たちによくつっこんできました。

そんな丸物跡も今年の秋には大型家電店ヨドバシがオープンします。

今から約50年前の風景が次々と現れるこの写真集、40代後半以上の京都人は必見です。

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