FC2ブログ

近江神宮の熊手 

熊手

私は毎年、元旦は近くの神社で初詣をするが、2日の日は滋賀県の近江神宮に行くのが恒例となっている。
例年元旦を外していることもあり、人出もそこそこでのんびりとした日本らしい正月の雰囲気が感じられる。

そしてそこで私は、毎年決まって熊手か宝船を買う。
一応これでも商売人であるから至極当然のことだ。
もうかれこれ15年以上続けて2日の日に行っているが、実は今年初めて気づいたことがある。

それは、今年買った熊手が昨年のものと全く同じものだということだ。
今まで何年もの間こんなことに一度も気づかなかったのに、なぜか今年買ったものは昨年と全く同じものだと気づいた。
別に熊手のデザインが御利益の大小に影響するとは思わないが、何となく心のどこかに疑いの晴れない部分があるのだ。
・・・ひょっとすると去年の売れ残りか?・・・・とか、大量につくってコストを下げたのか・・・とか、ろくなことを考えない。

私は仕事で神社やお寺の授与品を扱う会社のお仕事をさせてもらっているので、実際のところこの熊手や御守り、おみくじに至るまでコストはバッチリお見通しだ。
興ざめてしまう人がいるといけないので、あまり詳しいことは書けないが・・・・。

元々あまり信心深い方ではないのに、こんな時はなぜか気になって気になって仕方がない。
近江神宮の授与所で2500円を払い、にこやかに対応してくれたアルバイトの巫女さんから受け取った瞬間から、何となくそんな気がしていたが、事務所に持って行ってみると案の定・・・・・全く同じであった。

ただ、こんな程度のことでクヨクヨ思っているのも自分としては釈然としない。
1年の運気を占う意味でも、出だしからこれではいけない。

結構自分の小ささに驚きと嫌悪感を抱きつつ、あわただしくも今年ももう2月まで来てしまった。

ところがだ・・・・。
この去年と同じ熊手に御利益があったのかどうかはわからないが、今年に入ってうちの事務所は絶好調だ。
あまりにも好調すぎて手が付けられない。
ついこの間まで不信感いっぱいに眺めていたこの熊手も、実はなかなかやるではないか・・・と180度評価を変えた。

さて皆さん、来年は近江神宮へ2日の日に初詣に行くことをお勧めする。
そして、来年もこれと同じ熊手かどうかを見届け、もしも同じであったなら、2500円の出費は安いものだと断言しよう。
私のように自分の人間の大きさを測るのに役立つだけでなく、きっと恵比寿様と大黒様、そして2匹の鯛が、1年間幸福をもたらしてくれることだろう。

・・・などと、たった2ヶ月で熊手の威力を認めてしまう自分の人間のちいささに、また再び改めて自戒の念を強めるのだ。

私は今年、年男だ。36才でも60才でもない。
いつまで経っても、成長しない私を諌めてくれる兎はどこにいるのか・・・・。

関連記事

FC2 Blog Ranking

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://kdf.blog113.fc2.com/tb.php/330-0bf603a9