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ジャケットをつくった 

パターンオーダージャケット1

ジャケットはオーダーにかぎる。
スーツももちろんオーダーにかぎる。

そんなことを言うと金持ちの贅沢と思われがちだが、実は最近そうともいえない。
スーツやジャケットにかぎらず服全体が低価格化しているが、いわゆる有名高級ブランドでさえもそのブランドなりに生産コストを抑え、値頃感のある商品を提供しようと努力している。
メンズにおいてはその傾向がレディースよりもさらに顕著で、特にスーツなどはもともと制服感覚で買われる傾向が強いため、どんどん実勢価格が下落している。

リクルート用や若いビジネスマンは何年か前から登場したいわゆる2プライスのスーツ専門店(スーツカンパニーやオリヒカなど)で購入するか、ロードサイドのスーツ専門店(青山やアオキなど)で済ませるのが主流ではあるが、その理由はほとんどの場合価格と品揃えと言うことになる。

確かに無難なグレー系の無地やピンストライプのものは必ずサイズがそろっているし、価格的にも一昔前とは比べものにならないくらいに安い。
そういう既製のスーツを着ることが当たり前になっているので、着心地やデザイン、サイズ感などもそういうものだと思っている購入者がほとんどだ。

しかし、ここであえて提案しよう。

ジャケットはオーダーにかぎる。
スーツももちろんオーダーにかぎる。


まず、袖を通したときの着心地が全く違う。自分の胸囲や肩幅、腕の長さなどにぴったりとフィットした上着というものの着心地を一度味わって欲しい。
さらにデザインが自分の好きなようになる。
といってもパターンオーダーの場合は一からデザインするわけではないので、各部分毎に何種類かのパターンから好みのものを選んでゆき、自分の好きな形にくみ上げるという感じだ。
しかも、自分で生地から選ぶので色柄も思いのままだ。

私のように自営のものは特にスーツの色柄に制約を受けないので、少々派手な色や柄も思いのままだ。
前身のボタンの数、襟の形、ポケットの形・数、袖口の形、ベントの有無や位置、襟のステッチ、裏地にいたるまで自分の好きに選ぶことができる。

しかも、しかもだ、それで既製のものより安く上げることもできる!

上の写真は、昨日上がってきた私のジャケットだ。
採寸をして、前身はこだわりの3ボタン段返り、左右のポケットは斜め下がり、ベントはこれまたこだわりのサイドベント(ポケットに手を突っ込むときにジャケットの裾がまとわりつかないので私はほとんどサイドベント)、ボタンと裏地は無難なものを選び、背裏は抜きにした。
生地は国産のグレンチェックに細い茶色のストライプ。

パターンオーダージャケット2
パターンオーダージャケット3

完璧だ。
これでなんと驚きの16,000円。

ばからしくて既製品は買えない。
サイズだって何となく無理をしながら着なくてはいけないし、細かいディテールまで好みの形であることはあり得ない。
何より百貨店ブランドならこの生地、この縫製レベルなら確実に5万円前後はする。

これはやめられない。

実は昨年の冬もスーツとジャケットを合わせて3着もつくってしまった。

あまり人にはばらしたくないが、うれしすぎて黙っていられない。
冬に作ったスーツとジャケットはまたいずれアップするが、
このジャケットを取りに行ったときに、最近流行のニットジャージ系のジャケット用生地を見つけてしまい、調子に乗ってまたジャケットをつくってしまった。

今度つくったジャケットはさらにマニアックな作りだ。
仕上がりは8月の盆前。
思わず笑みがこぼれるジャケットになりそうだ。
今回は金ボタンにしたのでオプション料で2,000円アップの18,000円。
バーゲンでもこんな値段でこんなジャケットは買えない。

フッフッフ、仕上がりが楽しみでしょうがない。

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