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京都の世界遺産に思う 

最近の新聞でまた今年も11カ所世界遺産への登録を申請するという記事が出ていました。
歴史都市京都に住むものとして世界遺産の記事を見るたびに思うことがあります。
観光の目玉として多くの観光客を集めている京都の世界遺産は17カ所。誤解している方が多いのですが、これはそれぞれ単独ではなく、京都の文化財としてひとまとめに登録されているものです。
たとえば、姫路城や日光東照宮、厳島神社などのように単独で登録しているものとは違います。確かに京都の場合はそれぞれの規模が小さいことや、一つの都市にそれだけのものが集まって残っていることに大きな意義があるという理屈もわかるのですが、ではいったい17カ所を選んだ根拠はどこにあるのでしょう。
ちなみにその17カ所というのは
1 賀茂別雷神社(上賀茂神社)   2 賀茂御祖神社(下鴨神社)
3 教王護国寺(東寺)  4 清水寺   5 延暦寺   6 醍醐寺
7 仁和寺   8 平等院   9 宇治上神社   10 高山寺
11 西芳寺(苔寺)   12 天龍寺    13 鹿苑寺(金閣寺)   14 慈照寺(銀閣寺)   15 龍安寺   16 本願寺(西本願寺)  17 二条城
です。
たとえば金閣寺。ここのメインはなんと言っても舎利殿「金閣」。これは昭和25年に再建されたものです。他にも庭園内にはいくつかの建物があるとはいうものの、ここが世界遺産というのはふつうに考えて無理があります。確かに歴史があるといってしまえばそうかもしれませんが、京都には他にもこのくらいの歴史がある寺社仏閣は山ほどあります。
次に苔寺。ここには国宝はありません。確かに庭園は美しいとは思いますがこれも世界遺産級かと言えば疑問です。
高山寺や二条城にしても何となく物足りない気は否めません。
それに対して複数の国宝を有し、歴史的にも十分これらの17カ所より重みのあるところが選ばれていないことも多々あります。
南禅寺、知恩院、三十三間堂。これらの寺院には国宝や重要文化財も複数ありますし、歴史的背景も世界遺産の17カ所に比べて見劣りするどころか上まわっています。
他にも相国寺、大徳寺、大覚寺、桂離宮などあげればきりがありません。
ん・・・。いったい何が基準なのか。
観光客の数だけで言えば南禅寺や、三十三間堂も十分足りているはずですし、宇治上神社などは入るはずがありません。
神社や寺院の力関係が働いているのか、それとももっと何かどろどろしたものがあるのか・・・。
どちらにしても全国から来られる観光客の方々に胸を張って説明できるものではないと思います。

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