日本橋 高島屋
建築において、あってもなくても良いものにお金をかけるというのは、時代が豊かな証拠だろうか。
明治や大正、昭和初期といった時代の建築物にはそう考えさせられるものがある。
写真は東京日本橋の高島屋。1階のどちらかというと裏側の入り口近くエントランスに置かれた大理石のエンゼルだ。
バックの壁もこの時代の百貨店はほとんどの場合大理石の板張りだ。
よく見るとたまにアンモナイトの化石を発見することもできる。
その時代が経済的に豊かであっても、精神的に貧しければこのような優れた贅沢は残らない。
現に、バブル期にはあれだけ贅沢な建築物が建てられたにもかかわらず、100年先の人々を感嘆させるほどのものはほとんどない。
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