FC2ブログ

ノスタルジーは突然に 

キムラのすき焼き

今日、墓参りのあとこの界隈で買い物をした。
そして出くわしたのがご存じ、京都寺町のキムラ。
すき焼きが名代である。
四条寺町を上がって西側に堂々とした店構えで、昭和の時代からずっと鎮座する。
何でも創業は昭和7年と言うから実に3/4世紀もがんばっていることになる。
私が子供の頃からこの店構えは一切変わっていない。6つの「キ」の中に「ラ」があるマークも変わっていない。

この寺町通や新京極通にはいまだに昭和の面影を残した店が少なくない。
坂本の漢方、ロンドン焼き、アーミーヤマモト、スタンド、へたな表札や、田毎、かに道楽など多少は変化しているものの、昔の面影を色濃く残している。

私が小さい頃、新京極や寺町は今よりもっと賑わっていたように思う。
当時は郊外のショッピングモールやアウトレットなどはもちろんないし、河原町も含めたこの界隈で買い物をするのが贅沢だった。
よそ行きの格好で、晩ご飯も出たついでに外食、というのがとても贅沢で、楽しくて、わくわくしたものだった。

松竹京映、ティアトル72、京極東宝、菊映、弥生座、松竹座など映画館も多くあったし、今では考えられないが「ウナギ釣り」や温泉場のような「射的」もあった。
そして最もセンセーショナルだったのは「蝋人形館」である。マリリンモンローやプレスリーの蝋人形を一通り見終わるとフランケンシュタインと記念撮影ができるというサプライズまでついていた。
京都花月も現在のモンベルのあたりにあったし、蛸薬師通にはまるで闇市のように靴やベルトを売る半露天の店が並んでいた。

そんな昭和の情景を今でも伝える数少ない店がこの「キムラ」だ。
もちろん、入り口で靴を脱いで2階に上がるというスタイルも健在である。

関連記事

FC2 Blog Ranking

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://kdf.blog113.fc2.com/tb.php/460-f3698a0d