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25周年に回想 8 

パデシオン西大路

マンションが完成し、引っ越したのは9月だった。
今回は分譲なのでもうそうそう引っ越すことはできない。今までのように5年周期の引っ越ししたい病も封印だ。
今回の引っ越しで重要視したのは次の点。
●今までよりも広く、最低6人が仕事をできるスペースがある。
●大阪や神戸へのアクセスが便利。
●京都の得意先各社へのアクセスも便利。
●ちょっとした商品撮影くらいはできる広いベランダ。
●見晴らしのよい高さ。

結果的にほぼ満足のいく物件に巡り会えたことも決断の後押しをした。
夜ともなれば、なかなか夜景も楽しめるし、8月には遠くに宇治の花火も見える。
遠くの丘陵の桃山城が夕日に照らされる様子や、その夕日が西山に沈む様子も美しい。

パデシオン西大路

思えば、ここに引っ越してきたとき、自分のデザイナー人生の完成形を思い描いていたのかもしれない。
この場所で人数も6人程度、スタッフの成長に合わせ徐々に自分は一線から勇退する・・・・。
そういうのを思い描いていたように思う。

しかし、現実は違っていた。
といっても悲観的ではない。
私の特性というか悪癖というべきか、現状で我慢できない病がむくむくとせり上がってくるのだ。

気がつけば人数は8人。すでに狭さが問題となっている。
神戸や大阪には大変便利だし、京都の得意先にもアクセスは悪くないが、なんとなく洛外感がある。

そして何よりも決定的に違ってきたのは、私のデザインビジネスに対する考え方だ。
ここに来たときの私の事務所コンセプトは「SENSE OF VALUE」。デザイン事務所としての「価値観」だった。
現在の会社案内にもそう書いている。
http://www.koizumi-design-factory.com/concept.html

もちろん今もその考え方を否定しているわけではないが、それだけでは足りないと思い出した。

これからは「コンテンツ」を持ち、それを「発信」できる事務所にならなければいけないと思っている。
そうがどういうことかを説明し出すと長くなるので別の機会にしたいが、とにかく受動的でなく能動的でないといけない。
「SENSE OSF VALUE」という考え方がどちらかというと受動的であったが、これからは「受」と「能」のバランスが大事だし、「能」の部分こそが自分自身が考えるデザインビジネスではないかと思い出した。

よくわからない抽象的な表現であるが、実のところ私自身もまだぼんやりしている。
それを解消するために、この年末、自分自身のための企画書というものを生まれて初めてつくり出している。
来年は50歳を迎えるということもあるし、自分自身のデザイナー人生もそろそろ完成形を描きたい。
ただ、あまりカンタンに達成できる設計図ではそのあとまた次の課題が現れてくるので、かなりハードルの高いものとしようと思う。
達成できるかどうかはわからないが、目標ができたときの私は強い。と、思う。

その企画書を年始にスタッフや近い関係者に見せ、逃げ場をなくした上で走り出そうと思う。

この回想もここで結びたいが、5年後の30周年の時にどんなことを書いているか、自分でも楽しみにしたと思う。

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