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就職を迎える新卒デザイナーたちよ 

facebookの私の友達には、この春卒業し、就職を迎える学生が何人かいる。
主に私の長男の友達が長男のfacebookをたどって友達申請してくれた。
なかには、うちの事務所にインターンやアルバイトに来てくれた学生もいる。
何を隠そう私の長男も4月から東京のスタジオに就職し、カメラマンの修行をする。

今までうちの事務所にも、親元を離れ一人暮らしをしながらデザイナーという仕事に就いた学生たちもいるが、やはり自分の息子がその状況になると今までとはかなり気持ちが違うのは確かだ。

うちの息子は男なのでなんとかかんとかやっていくだろうと楽観視しているが、やはり女の子の場合は親も相当心配だろう。うちのスタッフの場合もみんな女性なので、実家の親御さんはたいそう心配なことと思う。

4月からの入社に備えて、そろそろ上京していく子たちがfacebookに新しい部屋の写真を載せたりしているのを見かけるようになったが、やはりみんな不安でいっぱいのようで、少しでも友人や家族との接点を保とうとしているのが感じられる。

そして吐きそうなほどの不安の中、ありったけの勇気で「がんばる」という言葉を絞り出しているようだ。

ただ、もちろんがんばることは大事だし、わざわざ東京や自分の知らない街にいくのだから、少しくらいのことでくじけてはいけないのかもしれないが、ただでさえプレッシャーの大きな時期なのに、さらに自分にあまり重圧をかけすぎないで欲しい。
私のようにプレッシャーをパワーに換えるような図太いタイプなら別だが、20歳そこそこの若い女性がそんなに強いはずがない。

ここは肩の力を抜いて、「ちょっと行ってくる」感じでいてほしい。
入った会社になじめないこともあるだろう。
お金がなくて贅沢しようにもできないこともあるだろう。
友達に会いたくて泣きたいこともあるだろう。
彼氏や彼女と離れて切ないこともあるだろう。

でも、それを全部跳ね返そうなどと思わなくてもいい。
会社になじめないのは、君が悪いとは限らないし、
若い間はみんなお金などない。
友達に会いたいときは自分から誘えばいいし、今はラインやスカイプ、フェイスブックもある。
遠距離恋愛が破綻しても、また新しい相手を見つければいい。

そのくらい気軽な気持ちを持って欲しい。
そしてどうしても辛抱できないときは、ふるさとに帰ればいい。
都会ですさんだ生活を続けるよりは、自分らしくのびのびとできるところへ帰ればいいのだ。

きっとふるさとの家族や友人は温かく迎えてくれるだろう。

デザイナーという職業は、決して恵まれた職場環境ではない。
肉体的にも精神的にもきついものだ。
もちろん一人前になったときの喜びは大きいし、ぜひそこまで上がって欲しいが、自分の人間らしさや人生を犠牲にしてまで続けるほどの仕事ではない。

途中で帰りたくなったからと言って、敗北者になったかのように卑下することはないし、自分にはそういう環境がむかなかっただけだと割り切ってしまおう。

とにかく「自分のペース」で。
無理は禁物。ちょっとがんばってちょっと休む。
こんなリズムを大切にして欲しい。

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