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京都市立銅駝美術工芸高等学校 

京都市立銅駝美術工芸高等学校という美術の高校が京都にあります。最近では全国的に公立の美術高校が増えてきましたが、ここはなんと1880年に日本最初の画学校としてスタートしました。京都らしいといえばそれまでですが、この高校には歴史もさることながら、ほかの高校ではあまり見かけないたくさんの魅力があるように思います。
今となっては、自分もあんな高校に行っておけば良かったなとつくづく思うこの頃ですが、何を隠そう私の長男がその高校に通っています。そしてうちのスタッフの姪っ子も通っていて今年めでたく卒業します。さらにこの春から私の昔からの親友であり、顧問税理士でもあるT氏の娘さんもこの高校に通い、またさらにうちの次男も来年受験するというのです。
別に私がみんなに勧めたわけではありませんが、こうなっています。

私は、嵯峨美(現嵯峨芸)のインテリアデザイン科を出ました。実のところ公立の芸大を目指していたのですが、諸事情あって短大にしか行けませんでした。
中学生の頃から4年の公立芸大を目指すつもりをしていましたので、高校は当時の共通1次対策もあって普通科を選んだのですが、結果的に嵯峨美に行ったので高校で普通科を選んだ意味がなくなってしまいました。
嵯峨美に入ってかというもの、ずっと学生服かジャージしか着ていない田舎の高校生だった私は、銅駝の卒業生たちがやけに都会的に見えて、妙にコンプレックスを持った記憶があります。
それは至極当然のことで、かたや河原町通りの街中、方や九条ネギの畑の真ん中。
この状況が3年も続けばセンスも何も差がついて当然です。

こんな経験をしたからいうのではありませんが、人生その時々にしかできない経験を犠牲にすると後々後悔することになる・・・と、最近しみじみ思うようになりました。やはり15歳には15歳なりの、18歳には18歳なりの楽しさとかドキドキ感とかわくわく感があるはずですし、その時期それを逃すと、後で何年もたってからそれをまねてみたところでリアルタイムな感触とはほど遠いモノになってしまうというものです。
私自身は普通科へ行ったことでそれなりの楽しさやわくわく感もあったつもりですが、もし京都市立銅駝美術工芸高等学校のようなところへ行っていたら、もっと楽しかっただろうな、もっとドキドキしただろうな・・・・・・・・・・と、まあ30年も前のことをいまだに思い出している私ですが、こんな考え方をするようになったことじたい、45歳は45歳なりのということなのかもしれません。
失礼しました。じじいの証拠です。

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