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私が女性しか採用しない理由 

うちの事務所は私以外7名全員が女性です。
時々インターン生が来ますが、これもだいたいが女性です。
今年20年を迎えたうちの事務所は、今まで私以外に男性スタッフは一人もいませんでした。

私は美大を卒業後3年半ほどサラリーマンデザイナーでしたが、大変恵まれていたことにデザイナーという職種では上司がおらず、いきなり入ったときからチーフデザイナーという肩書きをもらい、その部署のいろいろなことを任せてもらえました。今から思えばなんとおおらかな会社だったのでしょう。
そのときも私の同僚、後輩デザイナーは女性でした。

つまり私は、一度も男性デザイナーと一緒に仕事をしたことがないということです。サラリーマン時代を入れて24年間も。
これはある意味貴重な経歴です。そうそうあることではありません。
世間ではうちの事務所に新しいデザイナーが入るたびに「どうせまた女性でしょ」といっています。

このままでは、私が個人的な趣味趣向で女性ばかりを採用しているように思われ続けてしまいますので、本当の理由をここで明かします。

まず一つめは、男性社員が40代や50代になった時に、その社員の家族の生活まで保証してやる自信がありません。私自身の生活にもまだまだ自信が持てないのに男性社員やその家族まで養えるだけの自信はとうてい持てないのです。女性の場合は、だいたいが「結婚」という一大プロジェクトが控えていますので、旦那が稼いでくれるということが大前提としてありますから。
つぎに、男性スタッフの場合は、自分一人でもやっていけるだけのセンスと実力、忍耐を望みますので、そんなものが備わった人間はとっとと自分でやった方がいいに決まっています。私の事務所で一から勉強をして、それなりの実力になったとたん独立や、他社のデザイナーにでもなられたら、それまでのうちのノウハウが一転して敵のノウハウになってしまいます。
こんなばからしいことはありません。

その点女性は退職のほとんどの理由が、結婚、出産ですし、それまでについてこれない子はさっさとリタイアしいていきます。結婚してもその子の生活の許される範囲でパートや外注としてうちのノウハウを使うこともできます。最近はメールという便利なものがあるのですから。

そうです。こんなに立派な理由があるのです。
少しは私という人間を見直していただけたでしょうか。

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