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旧日本生命京都支社ビル 

旧日本生命ビル

私は写真が好きだ。もう少しちゃんというと写真を撮るのが好きだ。
もともとお絵かき少年であった私は、実を言うと写真を趣味としている人の気持ちがわからなかった。もう少しひどい言い方をすると、写真を撮るというのは絵を描けない人がすることだと思っていた。

18才でデザイン学校に入った時に実習で写真の講義があった。強制的に一眼レフのカメラ(当然時代はフィルム)を買わされて、いろいろな課題を課せられた。
一度もカメラというものを持ったことがなかった私は、とりあえずフィルム1本取ってみようと思い、愛機のCanon AE-1とともに原付で京都の古い西洋建築を撮り回った。

そのうちの1枚がこれだ。実に30年前の写真だ。
今はこのビルも前壁だけを残し、後は改築されて商業施設になってしまった。
この界隈もその頃とは比べものにならないほど賑やかになって人通りも絶えない。

それにしてもこの頃の建築はすばらしい。
100年経ってもこの美しさだ。
今現在の建築で100年後に美しいと言ってもらえるようなものがどれだけあるだろう。
いまだにこのような美しい姿を楽しませてくれる当時の建築イズムには
感激すら覚えるものだ。

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昭和の京都 

昭和の京都昭和の京都
(2010/09/15)
浅野喜市

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私は昭和38年の生まれです。世はまさに高度経済成長に突入するという期待感でいっぱいだった頃です。
東京オリンピックや東海道新幹線の開通を翌年に控え、文化的にも経済的にも戦後の日本が、一気に世界の先進国に追いつこうとしていた時期です。

この写真集は昭和30年代から40年代にかけての京都を写したものですが、そこには当時の一般的な生活そのものが写り込んでいて、いわゆる観光写真にはないリアリティーがページをめくるたびにあふれてきます。

京都駅前

この写真は京都駅前から烏丸通を北に向いた風景です。
まだ京都タワーはありません。写真左の角の建物が取り壊されてそこに京都タワーができます。そしてその向こうには「丸物」が見えます。京都駅前に唯一あったデパートです。後に「近鉄百貨店」となり「プラッツ」へと名を変えます。当時は屋上のモノレールまである遊園地が子供たちの人気の的でした。どこの百貨店もそうでしたが、今と違い屋上には必ず遊園地がありました。それが楽しみで子供たちは大人の退屈な買い物にも我慢できたのです。おまけにこの頃の丸物には映画館までありました。
私が中学生の頃はまだ丸物という名のまま営業をしていて、KBSという京都のAMラジオ局が毎週公開録音をしていました。
番組タイトルは「丸物わいわいカーニバル」。
司会は今超売れっ子の笑福亭鶴瓶。当時京都で人気のバックスバニーという3人組のバンドと一緒でした。
鶴瓶はまだそんなに売れていませんでしたので、私たち中学生にも気さくに話しかけてくれました。トレードマークのアフロの中にそっとゴミを詰めていたずらをしたものです。
毎週のようにその公開録音を見に行っていた私たち仲間を鶴瓶もわかっていて、番組の中で私たちによくつっこんできました。

そんな丸物跡も今年の秋には大型家電店ヨドバシがオープンします。

今から約50年前の風景が次々と現れるこの写真集、40代後半以上の京都人は必見です。

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懐かしのアメリカン・アニメ 

最近の日本製アニメの完成度は世界でもダントツ。
ストーリー、絵、キャラクター性、どれをとっても他国の追随を許さない。
今でこそこんなに進化した日本のアニメですが、わたしが子供の頃は、まだまだアメリカ製アニメが人気で新聞のテレビ欄でも幅をきかせていたものです。

最近ではYOU TUBEという大変すばらしいサイトができましたので、この頃の懐かしいアニメがレンタルDVD店を何軒も探し回らなくても簡単に見ることができます。

そこで見つけたのがこの作品。



最近またスカパー!などで再放送していたらしいですが、どう見ても当時のビートルズ人気にあやかった設定。日本の「サイボーグ009」のアイデアをパクッタ気もしないではないが、当時のアメリカン・アニメを味わうには十分。



ちょっと画質が悪いがこれも大傑作「幽霊城のどぼちょん一家」。
YOU TUBEではもっと画質の良いのが見れるのでそちらもどうぞ。

最後は超レアな作品「怪獣王ターガン」。
これも埋め込みができない設定なのでhttp://www.youtube.com/watch?v=Oz-j5LonSNoへ。
ここに出てくる「ヒューッヒューとポーポー」が私の大のお気に入りでした。
幼稚園のお絵かきの時間にはどれだけたくさんの「ヒューッヒューとポーポー」を描いたことか。

ただ、私の記憶の中では40年間ずっと「ヒューッヒューとポーポー」ではなく「ヒューッヒューとポンポン」でしたが・・・・・。
よくよく考えるとまだ幼稚園の年中組だった私はスーパーに出ている「ヒューッヒューポーポー」という文字が読めなかったのかもしれません。耳から入ってくる歌や台詞から勝手にポンポンと思いこんでいたのでしょうか・・・・。

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桜田淳子 ベスト3 

以前にも書きましたが、私は昔桜田淳子のファンでした。
例の宗教団体に略奪されてしまい、なかなかおおっぴらに世間で桜田淳子のファンだと言えなくなっていましたが、もうそろそろ遠い過去の出来事としてほとぼりが冷めてきましたので、告白します。

中3トリオといわれたうち山口百恵はアイドル歌手として最も美しい形で引退し、森昌子は演歌の道を驀進、そして桜田淳子は後半女優として様々な映画や舞台で活躍しましたが、何となく中途半端な感じのまま例の騒ぎとなりました。

しかし、若い頃のその美しさは昭和の綾瀬はるかともいうべきもので、まだ少年だった私の青い心をわしづかみしていました。ヒット曲にもそこそこ恵まれ、大御所阿久悠や中島みゆきの作品も多くあります。



ではここで私の中での桜田淳子ベストヒットを3曲紹介しましょう。

BEST 1  「ねえ気がついてよ」詞/阿久悠 曲/大野克夫
BEST 2  「天使のくちびる」 詞/阿久悠 曲/森田公一
BEST 3  「気まぐれビーナス」詞/阿久悠 曲/森田公一



この映像は当時の夜のヒットスタジオ。司会は今は亡き南伸介。恒例だった番組オープニングの次の歌手紹介コーナーも含まれていますし、最後の方で桜田淳子の後ろにあの天知真理も映っています。



お気づきのようにこれらの映像はすべて夜のヒットスタジオ。
「気まぐれビーナス」の時後ろでパーカッション担当のお気楽な男性はバックバンドのバンマス、ダン池田です。

それにしても 美しい。可愛い。きれいだ。

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昭和の残り香 

昭和の残り香

京都の新京極や寺町界隈は最近めっきり様変わりしました。
京都駅の周りに百貨店や大きなショッピングモールができたこともあり、最近は少しさびれがちですが、メインストリートの河原町や四条通よりもちょっと中に入った御幸町や寺町、三条通などに新しいショップが増えてきています。

それにともない、あちこちに残っていた昭和遺産も次々と姿を消していますが、その中でがんばっているのが寺町三条を少し上がったところにあるこの店。
私が物心ついたときにはこの様子でしたので、おそらく昭和40年代からこのままではないでしょうか。
看板に「善哉」と書かれた店はそうそう見かけません。

少し前にあの「八千代館」もカジュアルショップに変わってしまったように、このあたりの昭和からある映画館もことごとくなくなって行きます。
MOVICSのように松竹座から進化したところもありますが、多くの映画館が美松や松竹京映のようにまったく別の施設になってしまっています。

新京極は私がこどもの頃から、いつもワクワクさせてくれる場所でした。
四条通から新京極通にはいるとアーケードの中に映画の看板や食堂のウインドウ、土産物屋の店先には決まって西陣織のネクタイや和装小物が並べられ、うなぎ釣りや射的のようにまるで縁日のような店もありました。
祖母と一緒にゴジラの映画を見たあとは、いつも喫茶店で(現在の井和井)氷スイカを食べて、夕食はちょっと足を伸ばして鴨川縁の「いずもや」へ。
子供心にはその途中の不二家の方が良かったのですが、なぜかいつもそのパターンだったように思います。

上の写真の他にも相変わらずがんばっている「スタンド」や「へたな表札屋」など残り少ない昭和遺産がまだありますので、今のうちに記録に残しておきたい気がします。

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11PM 



親に隠れて見る番組です。
どきどきしながら夜の11時を待ちました。
眠い目をこすりながら何とか11時までたどり着いたと思ったら
その日の特集が釣りや麻雀だったりして、途方に暮れたこともよくありました。

昭和という時代は、このようにちょっと罪悪感のあるどきどき感があふれていた時代でした。
私も、来月には47歳になりますが、私くらいの人はそのどきどき感を最も味わえた世代かもしれません。
大人になってしまっていればさほどのことではなかったかもしれませんし、もっと小さい子だと何が何だか訳がわからないでしょう。
ちょっとわかって来だした頃にこのどきどき感がたまらなく刺激的でした。

今は、子供でもネットで検索すればもっとどぎついのがいくらでもみれる時代です。
あまりにも簡単にそんな刺激が手に入ってしまうので、やっとこさ手に入れたという充実感とか満足感が薄れてしまって、あの刺激感を味わえてないように思えます。

人間の刺激というのは目で感じるモノではありません。
五感すべてを躍動させて感じるモノです。

こんなことばかり言っているとまたおっさん扱いされそうですが、
現代の若者よ、五感を躍動させて刺激をつかみたまえ!

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